マレーシアでビッグフット発見か?

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 マレーシアで、謎の獣人目撃騒動が発生した。マレー半島最南端ジョホール州のエンダウ・ロンピン国立公園内で、海老の養殖業者が、2本足で歩く3頭の毛むくじゃらで大きな人間のような生物を目撃したのだ。2頭は、身長3m近くもあり、1頭はやや小柄だったと言う。彼等は、一旦は逃げ帰ったが、後に戻って大きな足跡を発見し写真を撮影する事に成功した。
 マレーシアのジョホール州は、国際都市シンガポールのすぐ北側に位置するが、意外と山が深く、地図を見てもほとんど地名の掲載されていない地域がある。未確認の動物がいたとしてもおかしくない。
 マレーシアでは、従来から有牙人セダパやオランペンデクと呼ばれる獣人の目撃が相次いでいるが、その最新版と言った所だろう。マレーシアを含む、東南アジア一帯は、獣人目撃の宝庫で、特にオラン・ペンデクはインドネシアで頻繁に目撃され、かなり存在の信憑性が高いと考えられている。

 近年、インドネシアのフローレス島で、ほんの一万年近く前まで、まったく別種の人類ホモ・フローレシエンシスが住んでいた事が確認され、別種の人類がつい最近まで他にも存在した可能性が非常に高くなってきている。東南アジアの深いジャングルに現代まで生き残った種がいても決しておかしくは無いのだ。
 今回の目撃情報を受け公園管理者が調査を行なったが、今の所、存在を示す物的証拠は見つかっていない。ただし、調査により地元の村人の中に新たな目撃者が相次いで見つかった。
 マレーシアでは、昨年11月以来、この目撃事件が大きな話題を集めている。この為、国立公園の宣伝にもなると考えたジョホール州政府は、科学者からなる調査団を組織して本格的な探索を始める事になった。
 東南アジアで、別種の人類或いは新種の大型類人猿の存在が確認されるのは、もう時間の問題だろう。


参考資料
CNNニュース:Scientists to track ‘Bigfoot’

INN特派員:ハンニバル43世 2006年2月3日


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