マクモニーグルが見た邪馬台国と卑弥呼 特別寄稿

INN Head Line News

 学研ムー3月号絶賛発売中!……と言うことで、マクモニーグルの透視によると、残念ながら邪馬台国は畿内の可能性が高い。皇帝が主張する宮崎など彼の透視結果には、影も形も出てこなかったのだ。
 きっと「弘法も筆の誤り」で、マクモニーグルの透視も何かの間違い……と思いたいとこだが、あれだけの内容を渡されると、さすがに否定しがたい。筋金入りの邪馬台国九州派の皇帝でも、認めざるを得ないのだろうか?

 実は、マクモニーグルの透視で送られてきた場所を特定して、事前調査を行っている事は、マクモニーグルが来日するまで一切知らされていなかった。余分な情報を与えては、まずいと思ったからだ。
 だから、マクモニーグルとのミーティングで「我々が場所を全部特定していて、フィードバック調査に全ての場所が予定に入っている事」を説明したときには、ものすごい驚きようだった。特に、奥さんのナンシーさんは、目を丸めていた。
 彼は色々な透視を行っているが、これだけ素早く透視結果の情報を整理して、実際のフィードバック調査を計画したのは、我々が始めてのことだそうだ。フィードバック調査の模様は、ビデオにも納められているので、何れ何らかの形で公開したい。

 しかし、大変なのは、フロントローディングを避ける事だ。彼の透視は、余分な情報を与えすぎると、うまくいかなくなるのだ。ミーティングや調査の最中でも、邪馬台国や卑弥呼の名前は一切出さないように苦労したのだ。最後まで、ターゲットの個人、ターゲットの住む場所、ターゲットの部族と言うように、気を使った。
 正直、未だに九州説を捨てがたい皇帝だが、ムーの記事は、あくまでマクモニーグルの透視結果に基づき客観的に書いたつもりだ。……とは言うものの、頑固に奈良が邪馬台国だと断定はしないで言葉を濁しておいたが……しかし、奈良はあれだけ前々から騒がれているのだから良しとしても、山口と言うのは正直驚いた。
 マクモニーグルの透視結果が来てから、散々調べたが山口県と邪馬台国や卑弥呼の関係は、全く見つからなかった。完全にノーマークの場所だったのだ。しかし、山口と言っても、あの場所は非常に九州に近く、北九州と一体となった文化圏と言う意味では、九州の範囲に入るのかもしれない。

 しかも、マクモニーグルの透視結果は予想も出来ない内容だったにもかかわらず、如何にもありそうなのだ。内容的に矛盾しないばかりか、ものすごく多くのヒントを与えてくれた。勿論、マクモニーグルも認めている通り、透視結果が100%正しいと言う事はありえない。しかし、それでも、彼の透視は邪馬台国と卑弥呼を考える上で、第一級の資料になるだろ。

 又、マクモニーグルは、卑弥呼の部族の祖先が、中国の昆明から出発したと言っている。つまり雲南省だ。奇しくもムーの発売日には、世界不思議発見で日本と不思議なつながりがある場所として、雲南省を取り上げていた。番組は偶然にしても、面白い内容だった。更に、シャーマンとしての卑弥呼と、沖縄のノロのつながりも興味深いところだ。

 いずれにしても、魏志倭人伝に出てくる邪馬台国は、マクモニーグルの透視では、奈良と言うことになるみたいだ。すると解せないのが、何故方向が誤っているかと言うことだ。魏志倭人伝では、邪馬台国は伊都国の南のはずだ。
 これは、魏の使いとやらは邪馬台国に行ってないと考える以外に無いだろう。実際に行っていれば、長い旅の間中、方向を見誤る事などありえない。奴等は、倭人にまんまと騙されたのだ。たぶん馬も、魏の使いに見られないように隠していたのだろう!

 近い内に、卑弥呼の生誕地と生家も公開するよ!!


INN特派員:皇帝 2008年2月11日


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