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上高森遺跡でねつ造発覚

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 INNニュースファイル000521-1 技術立国日本の中で取り上げた、宮城県上高森遺跡で発見された約50万年前の旧石器時代の石器遺構が、ねつ造で有る可能性が高くなった。 ここでお詫びとともに記事内容の一部(上高森に関する部分)を撤回いたします。
 事の発端は本年度、上高森遺跡で発掘された65点の石器のうち、何と61点までが発掘調査団長を務めた元東北旧石器文化研究所副理事長、藤村新一氏(5日付けで除名)自身が埋設したことが判明したからだ。
 現時点では何処までがねつ造か、本物は含まれているのかなど詳しい事は判らないが、ねつ造が判明した以上すべての発見が信憑性ゼロと考えてよいだろう。 文化庁もほかの遺跡を含めて事実関係を調査する方針を示している事から、いずれはっきりするだろう。

 上高森の石器埋納遺構が、常識を覆す高度な技術によって作られている事に目を付けたまではよかったのだが、原人ではなく現代人によってねつ造された物ならば、高度で当たり前だ。 上高森までの交通費を返してもらいたいものだ。

 以前から一部の考古学者の中には、過去の真実を付きとめたいのではなく、自分の説に合致する歴史を作りたいのではないかと疑っていたが、まさに身近で証明される形となった。
 いずれにしろピルトダウン人(オランウータンと人間の骨を組み合わせた偽原人)以来、考古学上最大のスキャンダルになる事に間違い無い。   

INN特派員:ハンニバル43世 2000年11月6日

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